医療保険の選び方

最適な医療保険選び

医療保険の入院日額と入院限度日数

医療保険の加入を考える際に大きな決め手となる2つのポイントがあります。それが入院日額と入院限度日数。この2つは実際に支払う医療保険の保険料にも大きく影響してきます。

保険料と入院日額

現在発売されている医療保険のメインの保障は入院と手術です。
民間の保険会社から発売されている医療保険の保障が入院給付金であれば、医療保険の対象となる病気やケガで入院をした日数と加入している保障額(入院日額)の掛け算で受け取れる給付金が決まります。
例えば、
10日間入院×入院給付金日額5,000円 ⇒ 50,000円
10日間入院×入院給付金日額10,000円 ⇒ 100,000円
 
というように、入院給付金日額が多くなるほど、受け取れる給付金も多くなるようになっています。
しかし、当然のことながらより多くの給付金を受け取ることができる分だけ保険料も高くなっていきます。
基本的には、入院給付金日額5,000円の医療保険と入院給付金日額1万円の医療保険では、保険料は約2倍高くなっています。
 

細かく設定できる入院給付金日額

医療保険のパンフレットを見ると
「入院給付金日額5,000円コース」
「入院給付金日額10,000円コース」というように表示され、選択肢があまりないように思ってしまいますが、保険会社によっては入院給付金日額を1,000円単位で設定できるようになっています。
但し、保険会社によって上限と下限は決まっています。
例えば、「入院給付金日額7,000円」というようなプランも設定できるようになっています。
この場合、入院給付金日額の増減に応じて手術等のその他の保障も合わせて増減する場合があります。
手術の給付金はたくさん欲しいけれど、入院給付金は少なくて良い。というような設計はできない場合があります。
 
細かく入院給付金日額を設定できるメリットは予算に合わせて医療保険を設計できることです。
例えば「毎月の保険料は4,000円までで医療保険に入りたい」という場合は、予算に合わせて保障内容を設計することが可能です。
 

 

入院限度日数にも注意

医療保険「1入院の限度日数」という考え方があります。
1回入院をすると受け取ることができる入院日数に限度があるということです。
これは保険会社、医療保険の種類、保障内容の設計によってことなります。
基本的には1入院の限度日数が短いほど保険料は安くなります。
同じ保障内容の医療保険で入院限度日数60日の医療保険よりも、入院限度日数120日の医療保険の方が保険料は高いということです。

社会的な背景としては、入院できる日数は減少傾向にあります。
よく聞かれるかもしれませんが「病院は長く入院させてくれない」ということが現実に起こっています。これには2つの要因があります。
医療技術の発達と診療報酬制度です。
より身体に負担の少ない方法で手術や治療ができるようになり、以前のように長い入院を必要としなくなった。ということと、診療報酬制度が長期入院を推奨しない制度に変わってきているということです。

短期化傾向にある入院ではありますが、入院が長引く病気も存在しています。また、患者さんの身体の状態や家庭環境等の様々な要因によって短期入院では社会復帰が難しいということもあるかもしれません。
 

保険料が安いのは短い入院限度日数

医療保険の保険料をとにかく安く抑えたいということであれば、入院限度日数が短い方が保険料は安くなります。
重要なのは、「ご自身が加入している医療保険の入院限度日数を知っておく」ということです。
人はいつ、どんな病気やケガになるかは分かりません。
そしてその病気やケガの治療がすぐに終わるのか、長引くのかも分かりません。
分からない事象に対して、不安を解消してくれるのが保険です。
保障内容をより手厚くするれば、不安もより解消されるかもしれませんが、その分だけ保険料は高くなり、もしかすると日々の生活に影響を及ぼすかもしれません。
もし、より短い入院限度日数の医療保険に加入されるのであれば、保険料が安い分だけ保障される入院限度日数が少ないということを知っておくことで、実際に入院をした時の不安感が違います。
 

加入内容を知っておくこと

医療保険を見直す、医療保険を選ぶ。という時には保障内容の充実、保険料の設定等、様々な要因を検討する必要があります。
医療保険の見直しをされている時には、たくさんの情報を持っておられるかもしれませんが、加入後しばらくすると「どんな保険に入っているかよく分からない」という方も多くいらっしゃいます。
医療保険の加入で重要なのは「加入内容を把握しておくこと」です。
ご自身がどんな医療保険に入っているのか?どのような保障を持っているのか?を把握していれば、実際に病気やケガで入院や手術をするとなった際にも、経済的な不安からはある程度解放され、病気やケガを治療することにより専念できるようになります。
医療保険選びに決まった答えはありませんが、加入した内容を分かりやすく把握しておく。家族にも分かりやすい状態にしておく。ということが大切です。
 

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